2012年05月26日

REC/レック3 ジェネシス




公開日から333日間誰でも1000円というのに釣られて、
なんの予備知識も持たずに観に行ったので、
前作までとはガラリと様変わりしていることをまったく知らず、
本編の恐怖シーンよりもそのことに一番驚いたりして(笑)。

これまでにも例えば『ダイハード』のようにシリーズの縛りを外してしまって、
コレってシリーズの新作じゃなくて単体の映画でもいいんじゃない?
と首を傾げたくなるものもあったけど、
『REC』シリーズがPOVを捨てたのは、これまでのその手の映画以上にダメでしょうって思った。
だってタイトルがREC=録画なんだから観客は録画しているものを観ているっていうテイでなければ、タイトルの意味さえなくなってしまうもの。

それでもオープニングからメインタイトルまではPOV映像なんだけどこれがホントつまらない。
病院で犬に手を噛まれた叔父さんという重要な前振りはあるものの、
基本的には延々と知らない人の結婚式のビデオを見せられているような感覚で、
どうしようもなく退屈であり苦痛なパートだった。トホホ・・・

また舞台も前回までのアパートメントから披露宴会場に変更されていて、
1・2とのストーリー的な繋がりは先ほどの犬に噛まれた叔父さん以外はほぼ無かった。
途中のシーンで1・2と同時刻に本作のパニックが起こっていることがわかるぐらい。

そんなこんなでこれまでのRECシリーズの面白かったところであったはずの、
真っ暗な部屋のあの奥の方に、なんかよくわからないけどヤバイ何かがいるぞ、
っていう怖くもあり心沸き立つアレが無くなってしまっている。
いざゾンビが襲ってきても暗闇とカメラのブレのせいで、
何者なのかよく見えないあの不気味さもなくなっていて、
明るい画面に大量のゾンビがうろついている。
これじゃあRECのいいとこが台無しじゃあないか(>_<)

POVを辞めてストーリーの繋がりもないのなら、タイトルは3と連番にはせず、
『REC 番外編』とでもしておいてもらいたいところ。
番外編がダサければ『アナザー・〜』とかなんとかあるだろうに・・・。
それとジェネシスって副題も余計だなあって思った。
だって別にこれといって始まりを描いてないし。

次の4がシリーズ最終作になるらしいけど、
さて今度は本当に始まりを描くんだろうか?
2のラストの続きも気になるし、
両方に手を出していたら後1作で収まらないような気もするけど。


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2012年04月07日

ドライヴ

Drive


『スーパー・チューズデー』に続いてライアン・ゴズリング主演作を観てきた。
これはホント面白かった!自分が今年観た映画の暫定ベスト1です!!

監督はニコラス・ウィンディング=レフンという聞きなれない人なんで、
新人さんかと思ったら本作で八作目らしいですが、日本公開はこれが初めてなんだとか。
どうりで知らないわけだわ。

ネットの評価を見ていると結構賛否両論あるようで、
否定的な意見の人の中にはカーアクション満載の映画だと思っていたら
想像と違って肩透かしを喰らった人たちもいるみたい。
アメリカ公開時にも同じように怒った観客がいたみたいだから、
違ったイメージを抱きやすい紛らわしい映画なんだでしょうね。
どっちかっていうとミニシアター系寄りの作品ですね。

自分は何がそんなに良かったのかというと、
ココがとかアレがとかズバッと言えないんだけれども、
なんていうか作品全体を包む雰囲気が良かったんですよねぇ。
良質の雰囲気映画なんですよ。

だけどチョット変わった映画ではあることに間違いはないと思うので、
否定的な人の意見もまったくわからなくもないんですよね。

主役のライアン・ゴズリングに役名はなく、
ただドライバーとしかクレジットされてなかったり。
カーアクションから始まるオープニングは、
すべてゴズリングの運転する車内からの映像のみで展開したり。
自分なんかはここにグッときたんだけれども。

それが終わってメインタイトルが出た後はカーアクションがずーっとなくて、
キャリー・マリガンと知り合い恋愛映画っぽくなるし。
かと思ったら犯罪映画みたいになって、最後はバイオレンス映画になっちゃうし。
しかも前半の甘いムードからは想像し難いほどの、ホラー映画なみのゴアシーンが描かれる始末。
そして一番最後の格闘シーンはアスファルトに映る影だけしか見せないという変わり様。
こういうのを斬新っていうんでしょうかw

けど自分はこんな後半も『わらの犬』のような暴力衝動の噴出っていうんですかね、
一度湧き上がった衝動を抑えきれずトコトンやっちゃうあたりとか良かったなあ。
それとオープニングのカーアクションシーンに話を戻すと、
逃走中ゴズリングがラジオを付けて野球中継を流し、
ちょっと余裕のあるとこを見せているのかと思いきや、
ゲームセットの直後にスタジアムの駐車場に車を滑り込ませて、
観戦帰りの客に紛れて徒歩で現場を離れるとことかも良かった。

もうイイと思ったらなんでも良く思えてくるのか、
パープルの筆記体で出てくるクレジットもムードがあっていいなあって思ったりしたwww

あとタイトルの「ドライヴ」は運転するという意味よりは、
駆り立てるといった意味のほうが強いのかなって思った。


原作は短いので読んでみようかと。
ドライヴ〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕


監督のデビュー作。レンタルが見つかれば観てみたい。
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2012年04月06日

スーパー・チューズデー 正義を売った日

Ides of March


ジョージ・クルーニーの監督第四作目。
これまでの作品はいずれも地味な感じがしたこともあって手が伸びず一本も観たことがない。
本作は選挙戦の話で、これまたあんまり興味のない題材なんだけど、
主演が今注目株のライアン・ゴズリングってことで観てみる気が起こった。

アメリカ大統領予備選最大の山場であるスーパー・チューズデーを間近に控えた時期が舞台となる。
主人公スティーブンは若くしてジョージ・クルーニー演じるモリス陣営の広報官No.2というやり手。
クリーンな政治に理想を求めているが、汚い手段が日常茶飯事の選挙戦。
その渦の中に否応なく巻き込まれて行く。

序盤の舞台設定を見せていく辺りは、あんまり興味がない題材だけに少々退屈した。
それと登場人物の名前と顔が一致するまでに暫く時間が掛かったので、
いま誰の話をしているのかわからなくなって結構大変だった。
まあこれは自分の記憶力の悪さのせいだけど...(^_^;)
だけど選挙のダークサイドな話が動き出したあたりから、
スリリングな展開が加速して引き込まれた。

ただあちらこちらに???な部分もある。
特にモリーというインターンの女性を巡るエピソードには納得し難いところが目立つ。
ジョージ・クルーニーは見せない演出、聞かせない演出を心掛けていたように見てとれるのだけど、
そのせいもありまた騙し合い要素のある話だけに、
モリーが嘘を付いているようにも受け取れたりして、
本当の事を言っているのかどうなのかがわかりにくかった。

また、オハイオ州知事の支持を取り込めるかが選挙戦を左右する事になっていたのだけど、
終盤であの立場に立たされていたスティーブンがどうやってオハイオ州知事の支持を取り込めたのかよくわからなかった。

あとこれはこっちの勝手な思い込みだけど、
フィリップ・シーモア・ホフマンとマリサ・トメイといえば
「その土曜日、7時58分」を思い出しちゃうもんだから、
この二人が仲が良さそうにしているとただならぬ関係なんじゃないだろうかって妙な勘繰りをして、
あとでなんかやらかすんじゃないの?っていう邪推が入ってしまったw


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2012年03月30日

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム

シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム オリジナル・サウンドトラック


低迷中のガイ・リッチーが息を吹き返した前作だけど、
あれはもしかしてマグレだったかな〜と不安を抱きつつ鑑賞するも、
どうやらそうではなかったようで結構面白かった。

本編開始早々ホームズの捜査シーンから始まり、
キャラの説明も前作の説明もほとんどないまま
(記憶の限りではまったくなかったような気がするけど)話が進んでいくけど、
そのへんは今回初めて観る人でも問題なさそうな作りになっているので大丈夫。
ちょっとわかり難いのはホームズとアイリーン・アドラーの関係性ぐらいかなと思うが、
今回のアイリーン・アドラーはチョイ役だからあんまり重要じゃないしね。

自分としては前作は前半の説明的なシーンである、
ファイトクラブやワトソンの婚約者とのレストランでのシーン、
ホームズの部屋での変人ぶりエピソードなど、
このへんはけっこう退屈していたので、
今回の展開の方がスッキリしていて面白く観れた。

また真犯人はモリアーティ教授であるという目星が始めっから付いちゃってるんで、
前作同様に推理を楽しむのではなくアクションを楽しむ映画だってことでしょう。

舞台はイギリスからフランス、ドイツ、スイスと移し、
言っちゃえばホームズ・ワトソンコンビの007的なバディムービー。
前作でもそんな感じだったけど、今回の方がモロに007的な展開だった。
なもんでホームズとワトソンの掛け合いが絶妙で、
アクションシーンが面白ければそれで成功って感じかな。

そんなわけでストーリーはあってないようなものといいますか、
アクションを繋ぐためだけにあるといったようなものなので、
話はけっこう荒くてツッコミどころが多々ある。
モリアーティ教授はデカイ計画を遂行中なのに
無駄なことをし過ぎじゃないのかって思ったな〜。

例えば先ほどのアイリーン・アドラー。
ホームズに計画を阻止されたものの彼女自身はモリアーティ教授の指示通りに動いていて、
他の手下もそれを見届けているのに、なんであんな罰を受けなきゃいけないのかとか。

ジプシー役で登場するノオミ・ラパスが命を狙われ、その理由は後にわかるんだけど、
「それって別に殺そうとする必要はないんじゃないの?」って思ったし。
ちなみにノオミ・ラパスはスウェーデン版「ミレニアム」三部作でリスベットを演じた人です。

ワトソンも命を狙われるんだけど、これも別に無理して殺そうとしなくてもよかったような。

それなら序盤のモリアーティ教授が大学でホームズと面会するところで、
ホームズを殺しておけば一番よかったんじゃないのって気がするし。
まあそんなことしたら話が続かないわけだけど・・・w

でもまあ気軽に観れて面白かったけどね。
本当に気に食わなかったのは最後のところだけかな〜。

下敷きにしている原作が「最後の事件」なんで、
スイスへ行ってあそこでああなるんだけど、
肝心のあの場所がハリウッド映画的なケレン味たっぷりなことになっていて、
あそこでアレをやって、そのあとのエンディングがアレだと、
結局なにやってもOKって感じになっちゃうよな〜。
って、観てない人には何のことかわかんないことになっちゃってるけどw
多少強引でも何かしら説明をつけて欲しかったなあって思う。


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2012年03月24日

ちょいテレiを買ってみたけれども

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amazonを見て回っているときにたまたま「ちょいテレi」が出てきて、
元々1万円以上していたものがえらく安くなっていたので思わず衝動買いしてしまった。

3月16日に商品が到着。
本体を充電して、専用アプリをダウンロードして本体をiPhone4に接続。
地域を設定してすぐにワンセグを見ることができた。
感度も思ったより良好で「こりゃけっこう使えるな」と気分を良くしていた。

しかしちょっと気になるところもあった。
本体をフル充電すると約2時間視聴することができるとのことなのだが、
どういうわけか極端な話、1分でも視聴して一度終了させ次に立ち上げると本体が認識されず、
一度差し直すか本体を充電するように、とのメッセージが出る。

なのでアプリを終了させて本体を差し直すのだがそれでも認識されず、
まだバッテリーは十分なはずなのに、と思いつつ充電をし直す。
ランプが赤から青に変わるのを待ってから再度iPhone4に差し込むと無事に認識される。
けどまた一度終了させると、充電し直さないと使えなくなる。

おかしいなと思いつつも、まあそうすれば使えているので不満ながらも使っていた。

しかし3月20日になって、そのようにしても全く認識しないようになった。
メーカーHPを見たりしてあれこれいじくった結果、
21日に一度アプリを削除しそのうえiPhone4の電源を入れ直してようやく見られるようになった。

よかったよかったと安堵し、翌日22日に使用するとまた見られなくなっている。

あーメンドくせえなと舌打ちしつつ、
昨日と同じように色々やってもダメなんでまたアプリを削除して再インストール。
これでようやく見られると思ったら今度はこれでもダメ。
アプリを起動すると、「ワンセグ受信には別途機器が必要」だというメッセージが出てくる。
もうなんにもできないのでお手上げ。

しかたなくメーカーにメールで問い合わせをした。
でただいま返信待ち。どうなることやら。
posted by duck at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 買い物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月22日

水曜どうでしょうDVD第17弾を受け取りに行ってきた

EURO.JPG


「水曜どうでしょう」DVD第17弾<ヨーロッパ・リベンジ>を受け取りに、
夜が明けてからだけどローソン屋敷に討ち入りに行ってきた。

同日発売のどうでしょうフィギュアもあれば買いたいのだけど、
未だに売っているのをみたことがないんだよな〜。
今回も期待せずに確認したけど、やはり売っていなかった。
まあいつものことだと、もうたいして失望もしなくなったよ。

ロッピーで注文すれば箱買いでなら買えるわけだけど、
べつに全種類を揃えたいわけじゃないから、そんなにはいらないんだよね。

「腹を割って話そう」でいつもディレクターの藤村さんが言うように、
DVDの受け取りに行ったついでに、ちょいと2〜3個買って帰るっていうようなことをしたいわけ。
残念だけどしかたがない...

24日にはディレクター両氏の書籍も出るみたいだけど、
どうでしょう関連のものならあれもこれも欲しいという人は大変。
DVDにフィギュアにアクリルキーホルダーに書籍に
高政かまぼこに7年ぶりの祭とお布施がたくさん必要になる・・・。

自分はコレクションをするような趣味はないんで、
DVDぐらいしか買わないんだけど。


人生に悩む人よ 藤やん・うれしーの 悩むだけ損!

けもの道
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2012年03月21日

狼の死刑宣告

狼の死刑宣告 [DVD]


チャールズブロンソン主演の「狼よさらば」のリメイクだと思って観ていたけど、
どうやらそうではないらしい。

「狼よさらば」の原作が「Death With」でその原作の続編「Death Sentence」を
脚色したのが本作であるってことみたい。
「狼よさらば」の続編「ロサンゼルス」はオリジナル脚本なんだとか。

なんせこの映画、見る前からあらかたのストーリーは検討がついている訳だから、
主人公ケビン・ベーコンの復讐が始まるまでは多少退屈していたんだけれども、
中盤の立体駐車場のシーンにはやられた!

ケビン・ベーコンがチンピラに追われて立体駐車場に逃げ込んだところから
屋上へ行くまでをワンカットで映し出す。
しかも途中でカメラが駐車場の外へ出て下の階の追いかけてくるチンピラの様子を捉えて、
また上のケビンベーコンのところへ戻る。
いやもう最高です!全編観終わってからこのシーンを二回見返したもんねw

その直後の自分の車に乗ろうとするけど...っていうところの乱闘シーンも見事。
他のシーンでもそうだけど、普通のサラリーマンが乱闘になると妙に強かったりせず、
それなりの腕力として描いているところが好印象。

この映画では前半一貫して普通の男を演じていたケビンベーコンですが、
これまで数々の変人や変態を演じてきた人ですから、
当然クライマックスではいつものあの顔になるんだろうなと予想は付くわけで、
期待通りにそうなった時には、よ!待ってましたとばかりの喜びがw

そして最後にラスボスのチンピラが放つあのセリフ。
映画を締める見事な一言でした。



こちらのリメイク企画もあるみたいです。
狼よさらば [DVD]
posted by duck at 14:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月18日

悪魔を見た

悪魔を見た プレミアム・エディション (2枚組) [Blu-ray]


「チェイサー」のナ・ホンジン監督作品が面白かったこともあり、
似たような感じかなぁと思ったのと、
結構評判が良さそうなので見てみたんだけど、
けっこう期待ハズレでした・・・

オープニングでイ・ビョンホンの恋人が殺される一連の流れ、
ここがこの映画で一番燃えた(萌えた?)場面でした。

郊外の人通りのない坂道でイ・ビョンホンの恋人の乗る車がパンクしてレッカー車を待っている。
そこに車で通りかかったチェ・ミンシクが修理してやるとやたら絡んで来る。
なんか気持ち悪いので車を降りずに断り続けると、やがて自分の車に戻るミンシク。
ほっと胸を撫で下ろすが、何故か車は発信せず止まったまま。
男がどうしているのか気になるイ・ビョンホンの恋人は
恐る恐るフロントライトを照らしてみると...ガン!!って具合。

これをみた時にはこの後もかなり期待が高まったんだけど、
そのあとが続かなかったなあ〜。

その恋人の死体が発見される川でのシーン。
川原で遊んでいる子供が千切れた耳を発見して、
警察が川の底を捜索すると切断された頭部を発見。
川原にはマスコミや野次馬たちが大勢見守っている中で、
その頭部を袋にも入れずに川原まで運んでくるってw
それはちょっとないんじゃないかなと。

しかも川原に着いてからダンボールに入れた頭部を
車まで運ぶ途中で落としてもう一度さらけ出してしまうって・・・。
白けてしまうばかりか、嘘臭すぎて面白かったしw

ただ川底で頭部発見のところはよかった。
はじめは顔が横を向いてて髪がかかっているのでよくわからなかったのが、
水の流れでコロンと転がり髪がのいて顔の正面が露になるところなんかは上手い!

まあそれでもギリギリ良かったのは二人目の犠牲者が出るところまでかなあ。

三人目の標的はチェ・ミンシクが仕事で送迎している塾生。
最後の一人になったところでどっかのビニールハウスへ連れて行って...って、
そんなこと普段からしてたらあっという間に捕まってるだろうっていう安直さ。

その直後からイ・ビョンホンの復讐が始まるんだけど、
ここからどんどん漫画っぽい嘘臭さが充満するようになった。

ミンシクは行く先々で犯罪を起こすんだけど、
いくら凶悪犯だってそんな手当り次第にやらないだろうって。

それにイ・ビョンホンに無茶苦茶されても死なない。
消火器で顔面を殴られて死なない。
鉄の棒で後頭部を何度も強打されても死なない。
いくらなんでもそれはチョットなんだかな〜って感じでシラケました・・・。

ミンシクが走行中のタクシー内で殺人を犯す場面を
360°カメラを回転させながら見せたりと、
所々に良い場面もあるだけになんか残念だなあと思う。


同監督&主演コンビ作です。
グッド・バッド・ウィアード コレクターズ・ボックス(2枚組)【初回限定生産】 [Blu-ray]

甘い人生【Blu-Ray】


こんな感じかと思ったら似て非なる映画でした。
チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]
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2012年03月16日

ヒューゴの不思議な発明




3D字幕版を観てきました。
どーでもいい話だけど今年に入って初めて正規料金を払ってしまった。
しまったってことでもないだろうけど、連続記録が途切れてしまったっていうか、
なんかちょっと残念な感じ。
でも3D眼鏡持っていたので-100円ではあるんだけどw

物語の大半はパリのモンパルナス駅構内が舞台なんですが、
オープニングの駅の中を一直線に進んでいくカットや
主人公ヒューゴと公安官の追いかけあいなど駅の広さを感じさせる演出が上手い。

3D演出も雪や紙、カラクリ人形までもが舞ったりあるいは飛ばしたり、
また時計台の高さを上手く利用していたりと効果的に使われていた。

主人公の夢の中でだけど暴走した汽車が出てきて、
これはリュミエール兄弟による世界最初の映画「ラ・シオタ駅への列車の到着」と
モンパルナス駅で実際にあった列車事故を掛けているという見事なアイデア。



250px-Train_wreck_at_Montparnasse_1895.jpg

また世界最初の職業映画監督ジョルジュ・メリアスの
映画制作現場の再現を3Dで見せるところも素晴らしかった。

70歳のスコセッシがこれまでのフィムモグラフィとは
全く異なるタッチの作品を見事に作り上げたと思う。

と映像だけを見ているとどのシーンも美しく、
どこを切り取っても絵になる素晴らしい出来栄えなんだけど・・・
なんかストーリーの方がしっくりとこなくて、
モヤモヤとしたものが残ってしまう。

この映画の始まりはモンパルナス駅で暮らす孤児ヒューゴが
亡き父の想い出を抱き続けながら生きている少年の話だったのに、
カラクリ人形の修理ができた後半からはちょっと唐突にも思える感じで
「映画愛」要素が湧き出してきてジョルジュ・メリアスを讃える話に変容し、
なんかすごーく単純なハッピーエンドで終わってしまっているように思うんですよね。

少年の話として始まったのならジョルジュ・メリアス賛歌はそれはそれとして、
少年の物語にも父の面影と決別して生きていけるようになったとか
そういうことがちゃんと描かれないとダメなんじゃないのかなあと。

他にも色々と気になるところがある。

万引きをした罰としてパパ・ジョルジュの店の手伝いをすることになったヒューゴが
次第にパパ・ジョルジュの信頼を得ていく過程がアッサリとしか描かれていない。

だけど本筋とそれほど関係のない公安官の恋のエピソードは妙に丁寧に描かれていたりとか。

パパ・ジョルジュに取り上げられたノートを返してもらう前に
からくり人形の修理が完了したらダメだろうとか。

ヒューゴとイザベルがパパ・ジョルジュの家に忍び込んだところを見つかったら、
「もうヒューゴと会ったらダメだ」とイザベルは叱られそうなもんだけど、
その直後のシーンではもう駅構内を二人して歩いていて、
そんな会話も一切なかったりとか。

公安官以外の駅に集う人たちを描く必要があったのかとか。
まあそんな感じです。

それとあと、ヒューゴは別に何かを発明するってことじゃなかったw





主人公の男の子はこんなのに出ていた子らしいです。
ナニーマクフィーと空飛ぶ子ブタ [DVD]

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2012年03月02日

ヤング≒アダルト

Sonndtrack


タイトルの「ヤングアダルト」とは日本でいうところの
ジュブナイルだったりライトノベルのようなもの。

またWikipediaで調べてみたら別も意味も出てきた。

発達心理学では成人期前期のこと。
12歳から19歳までの若い大人という意味。
自分は子供ではないと思い始めているが、周囲からは大人と認められない時期。

シャーリーズ・セロンが演じる主人公メイビスの職業は
ヤングアダルトというジャンル小説のゴーストライター。
美人でチヤホヤされた最高の高校時代を引き摺り、
大人だけど精神的には高校生で止まったままの
ヤングアダルトな37歳のバツイチ女。
今は田舎からミネアポリスへ出てきて自堕落な生活をしている。

そんなある日、高校時代の元カレから
赤ちゃんの誕生パーティへのお誘いメールが届き、
これは自分と寄りを戻したいんだと勝手に解釈して
車で一路故郷の町へ向かう。

その道中、元カレに貰ったと思しきカセットテープをかける。
曲はティーンエイジ・ファンクラブの「ザ・コンセプト」。
1991年の曲でこれも暗に高校時代に囚われていることを示している。





田舎町では空気の読めない行動を繰り広げる。
クライマックスの誕生パーティでメイビスがやらかしてしまう
大醜態には直視できないほどの痛々しさがある。

そんなメイビスを唯一まともに相手をしてくれるのは、
高校時代いじめで足を折られ杖を必要とする障害者の同級生。
最高の高校生活を送ったメイビスが一番気の置けない存在になるのは、
最低の高校生活を送った男っていうのも上手い。

劇中ミネアポリス(Minneapolis)のことを「ミニ・アップル」と
登場人物たちが言うシーンが何度かある。
これはニューヨーク市を「ビッグ・アップル」というのに対して、
ニューヨークとくらべて知名度の低いミネアポリスを自虐的にそう呼ぶらしい。

あと邦題にだけ付いている「≒」という記号は
「ほぼ等しい」という意味らしい。
読みはなんていうのかと検索してみたら
これまた「ほぼ等しい」というらしい。
意味と読みが同じというのはなんか変な感じだけどそうらしいw



本作と同じ監督と脚本家コンビの前作。
JUNO/ジュノ (特別編) [DVD]
posted by duck at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする